かなり古い訪問記録ですが、東京都三鷹市にある国立天文台で研究されている、宇宙のかなたの超新星爆発などを探る望遠鏡「重力波望遠鏡Tama300」を見学してきました。
望遠鏡と言っても、覗いてみるような光学的な望遠鏡ではなく、重力場の変化が波として伝わるのを観測する装置です。
基本的な原理は、超巨大なマイケルソン干渉計です。光路の長さが300mあるのでTama300と呼ばれます。非常に敏感な装置なので、いろいろなノイズを拾ってしまうので、それらのノイズの原因を一つ々つぶして(ノイズハンティング)、現在の検出能力は世界1のレベルになっているそうです。