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2008/12/18

フランス パリの公共貸し自転車「ベリブ」

<パリの公共貸し自転車「ベリブ」先日、東京北の丸公園の科学技術館に行ったら、珍しい自転車が展示されていました。
フランスのパリでは排気ガスや交通渋滞を減らして環境を保護するために、公共の貸し自転車があるそうです。そのサービス名は「ベリブ」というそうです。
「ベリブ自転車」といって、フランス語の自転車「ベロ」と自由という意味の「リベルテ」を組み合わせた造語だそうです。

パリ市内の400メートルぐらいごとに、この駐輪スタンドがあり、10台ほどの自転車が用意されていて、セルフサービスで借り出しや返却を行うそうです。
全てコンピュータで管理されていて、必要なところの近くのスタンドで借りて、行く先の最寄のスタンドに返却すればよいそうです。
前輪の部分 後輪の部分
もちろん、使う人は予め登録しておいて、暗証番号やICカードが付与され、それを使って貸し借りをし、全てコンピュータで管理されます。

ハンドル部分 駐輪時に固定するための金具

自転車のサイズは26インチのみだそうで、本体は鉄製で、ミニコンピュータが内蔵されていてブレーキやランプなどの安全部品の故障などを感知したり、利用者の利用時間、距離などの情報をセンターに送信するそうです。
また、いたずら防止のために全体にカバーがつけられていて、特殊な工具が無いと外したりは出来ないようになっているそうです。
ただ、こうした仕様のために、本体の重量は22kgと、かなり重いです。

でも、こういう貸し自転車のシステムが都内にも出来たら便利でしょうね。
もっともっと自転車道を増やして、歩道は自転車走行禁止にして・・都知事もがんばって欲しいですな。