記事の検索

登録されている記事をキーワードで検索することが出来ます。

Menu

この月に書かれた記事

« 松本秋則さんというオブジェ作家 | メイン | 松本秋則さんの新作「コップ一杯の水の奏でる音楽」 »

2009/09/06

慣性モーメントの体験装置(上海科学館)

上海科学館の慣性モーメントの展示この装置は、慣性モーメントの体験装置です。フィギヤスケートのスピンで、スケーターが体を縮めると、グルグルと速いスピードで回り、体を広げるとスピードがゆっくりになる、あの現象です。
この写真は、上海の科学館で見かけた展示ですが、このタイプの装置は国内では見たことがありません。私は初めてみました。

上海科学館の慣性モーメントの展示ターンテーブルの中央に装置があり、体験者が中央のバーに座り、その前に両側に広がったパイプに通っているオモリを握ります。このオモリは両手で左右にスライド出来るようになっていて、体験者が手を広げたりして位置を変えることが出来ます。
次に、中央の舟の操舵輪のような部分を、体験者が座ったままで自分で回して、ターンテーブルを回転させます。
ターンテーブルが回り始めたら、オモリを広げたり縮めたりスライドさせてみると、回転スピードが面白いように変化します。なかなか楽しかったです。
国内でもいろいろな科学館に設置されていますが、佐賀県立宇宙科学館の装置と大阪市科学館の装置をご紹介します。
佐賀県立宇宙科学館の慣性モーメントの展示 大阪市科学館の慣性モーメントの展示 大阪市科学館の展示解説
この装置では、体験する子供の安全対策が問題なのですが、佐賀では、まわりに囲いなどが無い方が無い方が安全と判断しているようで、オープンな構成になっていますが、大阪では、ステンテスの手摺に囲われています。