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2009/10/14

太陽の姿の観察体験(大阪市科学館)

太陽の観察体験太陽の観察は、実際の太陽を見て観察するのが一番良いのはもちろんですが、一般の方に前回書いたような「太陽望遠鏡」の投影像をみてもらっても、どこに注目したらよいのかが分かりにくいのです。
たしかにこの投影像をじっくりと見ていると太陽表面のもやもやや、黒点が刻々と変化している様子なども観察できますが、立ち止まってじっくりと観察されている方は少ないです。
実際の太陽の観測は、黒点の大きさや位置、太陽表面の様子などを高い倍率の望遠鏡などで観察します。そこで、その観察の方法を擬似的に体験してもらおうという展示で、大阪市科学館にあった物です。

中央の黄色いブースがその展示部で、黄色いテーブル上部からはプロジェクターで太陽の像がテーブルの上に、直径15センチほどで映し出されています。
太陽の観察体験 太陽の観察体験
来館者は用意してある観察用紙(B5サイズほどの紙で中央に丸い円が描いてある)をテーブルの所定位置に置いて、太陽の像と丸い円を合わせて太陽の黒点の位置や大きさをエンピツで写し取ります。
この太陽の投影像が、太陽と同じに動いているのかは未確認ですが、映す時間によって黒点が動いていれば面白いでしょうね。