先日中国に出張したときに飛行機に乗ったのですが、私は飛行機に乗ると、着陸が近づくと耳が痛くなってたまらんのですね。でも、そのときに出てきた食事についているパンが面白くて、痛さがまぎれましたです。
スチュワーデスさんから配られたパンは透明のポリ袋で密封されているのですが、それがパンパンに膨らんでいたのです。
これは、上空を飛ぶ飛行機の機内では、地上よりも気圧を低くしてあるので、地上で袋に入れて密封された物は、上空に来ると気圧が低いので、いままで地上の空気で押さえつけられて小さくなっていた袋の中の空気が膨張して大きくなり、袋がパンパンになるのです。
話には聞いていましたが、面白いのでそのまま食べないで地上に着陸するまで封を開けないで見ていたら、飛行機が下降するに合わせて、みるみる小さくなってきました。
同じ原理で、ポテトチップとかの袋を機内に持ち込むと、上空ではパンパンになってしまうそうです。
上空で、飛行機の機内の気圧が低いことがよく実感できました。