■大分県 小鹿田焼の里 その1
■所在地:大分県日田市源栄町皿山
■施設分類:自然エネルギーの里? 水車の里?
■訪問日:2005/06/19
■施設概要:江戸時代から続いている焼き物の山里。小鹿田(おんた)焼という、独特の焼き物を作っている山村です。
元は、周辺地域で使う生活雑器を作っていたのが発祥で、一子相伝で面々と250年も続いています。
現在では10軒の窯元が、ぞれぞれ陶石を唐臼(からうす)と呼ばれるシーソー型の水車で砕き、陶土を作っているのです。
この装置は昔は精米などにも全国で使われていて、有田などでも陶土の粉砕に使われていたようです。
現在ではこのような水車はほとんど動力としては使われていませんが、栃木県で、線香を作る水車がまだ相当数稼動しているはずです。
写真:000 集落の中心を流れる川の水を利用しての水車が多数あります。
町中に、この水車の音が響いて、非常に魅力的な環境です。
日本の「音風景100選」にも選ばれています。
写真:001 水車と言っても、シーソー型の水車で、唐臼(からうす)と呼ばれるそうです。
写真:002 この杵は、栗の木をくり抜いた箕(み)」と呼ばれるそうです。箕に水が流れ込み、一杯になると、その重さで箕があがり、臼の陶石を砕きます。
写真:003 水路から流れ込む水で箕が傾きます。
写真:004
写真:005 ひたすらギッコンバッタンと陶土を粉にします。
動画です(AVI)ファイルサイズにご注意 この唐臼の動画です(AVIファイル10M)
写真:006 水路ではカルガモがのどかにしてます。
全くのどかな山里です。
写真:007 左手前にあるような陶石を箕で砕いて粉にして、粘土を作ります。
写真:008 これも別の小屋です。
手前の鯉が泳いでいる池から、正面奥にパイプが延びて、箕へと水が流れます。
写真:009 ここは4連の箕です。
4本のパイプから流れ込んでいます。
写真:010
写真:011 その小屋の内側です。
写真:012
写真:013
動画です(AVI)ファイルサイズにご注意 この唐臼の動画です(AVIファイル13M)
写真:014 手前の池のようなところが、粉にした陶土を水で溶かし、沈殿した粘土部を寝かしています。奥のドンブリは適当な固さになるまで天日干しています。
写真:015 ちょうどロクロをやっていました。
電動ロクロではなく、足で蹴って回す「蹴ロクロ」と呼ばれるロクロです。
写真:016 半乾きの陶器の皿の表面に、ゼンマイのような薄いハガネ板をあてて、ツツツツツっと削り模様を付けます。
写真:017 この文様は「飛びカンナ」と呼ばれ九州北部の小石原焼と同じ技法です。
もともと小鹿田焼は小石原焼から流れてきたので当然ですが・・
写真:018 これが、その飛びカンナで出来た模様です。皿の外側の模様はロクロで回しながら刷毛に釉薬を付けて、チョンチョンと付けた模様です。
写真:019 こうして出来たのを天日乾燥させます。
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